書籍・雑誌

暮らしの手帖カレンダー♪

先週末に遊びに来た友人のAちゃんが
1月生まれの私と同居人Mにケーキと一緒にプレゼントをくれた。

暮らしの手帖』Calender 2008 エプロンメモ

Kurashi_calender1


卓上型のカレンダーである。
右にカレンダー、
左に歴代の『暮らしの手帖』の表紙イラスト&エプロンメモ。
エプロンメモが、また、イイ感じなんですよ・・・(笑)
左右それぞれにミシン目がついていて、ポストカードになる仕様。


開くと、こんな感じ。
Kurashi_calender2

うーん、ステキ。
この、イラスト、秀逸。
描いているのはご存じ、
『暮らしの手帖』の初代編集者・花森安治。
母も『暮らしの手帖』愛読者だったから
幼少の頃から慣れ親しんだイラストだったが、
今見ても、やはり唸るほどのクオリティ。

そもそも花森安治って?という方にご説明。
編集の仕事に関わった人で、
たぶん彼のことを知らない人はいないのではないだろうか。
・・・と、言うほどの偉人(異人?)である。
まず、“雑誌”というものの生命線と言える“広告”を、
『暮らしの手帖』では一切載せなかった。
つまり、“広告費ゼロ”の雑誌なのである。
これは何を示すかというと、
“どこのメーカー、ブランドにも媚びない記事を載せる”ということ。
雑誌に関わる職に就いている人ならば、
これがどれだけの意味を持つのか、お解かりだろうと思う。
広告収入がゼロ。
それにより、花森氏は各企業の商品を紹介する際に
念入りにテストを何十回と行い、
良い物は、イイ!悪い物は、ダメ~!
と、雑誌内で言い放ったのである。
その信憑性たるや、今の雑誌が最も欠いている点ではなかろうか。

彼の風貌も、今となっては語り継がれるものであり、
終戦後にはおかっぱ頭にスカートを履き、
女装しながら仕事することでも有名だった。
・・・それが似合うとか、似合わないとかは置いておいて(笑)
彼の言わんとすることは、
“スカートが女性の為のものである、という決め付けが気に食わない”
ということとが大きな要因らしい。
これは、女性に対する抗議ではなく、社会に対する抗議である。
この反骨精神こそ、
花森安治の『暮らしの手帖』創刊の軸になっていると言ってイイ気がする。

編集者・酒井寛が著書『花森安治の仕事』で書いている。
“ぼくが多少は花森編集方針と似ていたかなとおもえたのは、
「いい号ができたら、次の号はまったくちがうことをしなさい」だけだった”

同じような特集記事を創刊しては廃刊にしている雑誌編集者の方々、
今こそ、彼の語る本質に触れてみてはいかがでしょう。

私は彼の描くイラストがすこぶる好きで
今手にとっても、全く色褪せずにキラリと光る。
ホンモノを追求し続けた人の掌から生まれた、
ホンモノのアートです。

プレゼントしてくれた、Aちゃんアリガトウ!!
ちなみにケーキのフォトは、コチラに掲載♪
cunaのページです(^o^)

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